細胞診異常、異形成
☆子宮頸がんはウイルスが原因です! 年齢は関係ありません
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《倉智院長》
「がん検診では、何を調べているのかを、みなさんに分かり易く説明しましょう。」

《大木医師》 「まず子宮頸がん検診ですが、子宮頚部を擦って細胞を取ります
(痛みはありません)。 取った細胞を顕微鏡で見て、おかしな細胞やがん細胞
がいないかどうかを調べます。
「がん検診(細胞診)の結果の書き方が変わりましたね。
今まではクラスI~クラスVでしたが、ややこしい英語標記に変わりました。」

「今までの結果報告は「クラス分類」というものでした。
クラスI : 正常
クラスII : 正常(少しの炎症のみ)
クラスIIIa : 少しおかしいので再検査を
クラスIIIb : かなりおかしいので精密検査を
クラスIV : 初期の癌の可能性高い
クラスV : 進んだ癌の可能性高い
こんな感じでした。 シンプルで分かりやすかったんですけどね・・・・。」
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「最近、子宮頸がんの原因が、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスだと
分かったので、結果報告が変わりました。 ベセスダ分類と言います。 (カッコ)内は読み方。
NILM(ニルム) : 正常
LSIL(エルシル) : 少しおかしいです。 注意して!。 HPVを調べてください。
HSIL(ハイシル) : 明らかに変です。 警報が鳴ってます! すぐに精密検査をして!
SCC : 癌です! 緊急事態です!! 早く治療を急いで!!
ASC-US(アスカス): LSILかもしれません。 念のため、HPVを調べて下さい。
ASC-H(アスクハイ): HSILかもしれません。 念のため、精密検査をして下さい。」
「HPVの検査をすることで、そのHPVが子宮頸がんに導くハイリスクタイプか、
がんになりにくいローリスクタイプか分かります。
この検査は、未来を占う意味で非常に重要で、当院でもこの検査をしています。」
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「精密検査が必要なら、 コルポスコピー(子宮頚部を見る拡大鏡)をして、
組織診という精密検査をしますよね。 では、ここで組織診の解説もしておきましょう。
正常
異形成 軽度 (CIN1) 少しだけどおかしくなってる。
中等度 (CIN2) 結構おかしくなってる。
高度 (CIN3) 癌の一歩手前です。
子宮がん 0期 (CIN3) 癌になってしまった!
I期以上 (以下浸潤癌) 癌が進んできてますよ!
異形成というのはパピローマウイルスに侵されたせいで、子宮頚部が異常な状態
になっていることです。 軽度、中等度、高度というのは、異常さの程度を示します。
高度異形成までいくと、子宮頸がんの0期と同じ(CIN3)扱いで、もう元には戻れません。
がんへの道を突き進むだけなので、早期の治療(まずは円錐説切除術)が望まれます。」

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